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北山杉の美

滑らかな木肌を持つ北山杉

室町時代、北山杉の磨丸太は千利休により完成された「茶の湯」文化を支える茶室や数奇屋の建築用材として頻繁に用いられるようになりました。その代表が数寄屋づくりの代表的建築の桂離宮や修学院離宮です。この自然の木肌の清純さ、格調の高さは「京都府の木」として指定されています。
北山杉は、通直な性質を確保するため真っ直ぐな親木から苗木として使う穂を取り、苗畑で苗木を育てます。植え付けから8~10年後、フシのない木目の揃った良質の木材を得るため下枝を付け根からきれいに切り落とします。北山杉の場合、3~4年ごとに繰り返します。植え付けから15~20年たち林が込み合ってくると杉同士が競争して成長が悪くなるため、間引きをします。間引きの程度によって年輪の幅も調節します。木材として使い物になった北山杉は30~40年で切り出され磨丸太として出荷されるのです。