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伊勢型の歴史

現代の視点でデザインを再構築

伊勢型紙は鈴鹿の白子地区で生産されています。
室町時代末期頃(500年程前)には、「白子型」と呼ばれる型紙がすでに全国的に流布していたようです。江戸時代に入ると白子村・寺家村(鈴鹿市)が徳川御三家の一つ、紀州藩に編入されたことで、型彫り・型売行商が飛躍的に発展しました。白子港が江戸に木綿を積み出す商業港であったことや奈良・京都など内陸へ海産物を運ぶ交通の要所であったことも大きな理由だったと思われます。
強力な専売体制は明治まで続き、後に彫りの技術は京都など全国各地に分散しましたが、地紙(渋紙)の生産は現在でも100%白子・寺家地区で行われています。

今回は白子地区にあるオコシ型紙商店の3万枚の型紙からセレクトし、現代の視点から生活に生きるデザイン・色を再構築しました。